TRUST.Y における不動産の基本的な考え方
家を売買するには
皆さんが家を売買しようと思い実際に行動に移される理由には
- 結婚を機に
- 子供の小学校入学を機に
- 転勤を機に
- 独立を機に etc
と人それぞれではありますが、やはり何か人生の区切りのような出来事があるときに家の売買を考えられると思います。
その時特に初めて家を購入される方の多くは、
「家を買いたいとは思っているが、さてこれからどうしたらいいのかがわからない」
という方が非常に多く、それこそ冗談のような本当のお話ですが
「分からないことが分からない」という何をどうしたらいいのかわからない方
が非常に多くいらっしゃいます。
初めて家を買う方にとって家を買うということは、今までで経験した一番高価な買い物はおそらく「自動車」だと思うのですが、その何倍もの価格のものを買うという、とてつもなく高価な買い物を決断されようとしていることに、二の足を踏んでしまうのは当然のことだと思います。
そうであるにもかかわらず、一生のうちで2番目に高い買い物の自動車であれば、車マニアとまでいかなくても、自動車屋さんのセールスマン顔負けの知識を持った方も少なくなく、逆にセールスの方がタジタジになっている場面も少なくありません。
一生のうちで一番高い売買をするということで、騙されてはいけないと宅地建物取引士の勉強を始められる方も中にはいらっしゃいますがそんな方は本当にごく稀なケースで、殆どの方はネットやチラシを見てどこそこでいくらの物件が売られているという「物件情報」を沢山集めていることが勉強されている「気」になっている方も沢山いらっしゃいます。
確かに物件情報を集めないよりも集めたほうが良いのですが、物件情報はあくまでも売りに出ている物件の情報ですから大体の相場観は養うことはできますが、不動産の知識という面ではあまりにも片手落ちの知識ですし、不動産において相場というのはあって無いようなケースもあり、物件情報をあまり知りすぎて勝手な判断をしてしまいますとその後の売買に深刻な影響が出ることもありますので、一般の方が勉強するには非常に難しい環境の業界であることは間違いのない事実です。
一つは、不動産業界に就職し裏の裏まで知り尽くすことです。
不動産業界と一口に言いましても本当は不動産にはいろいろな分野があり、それぞれ全く別の知識が必要となります。例えばよくTVCMなどで見る一番身近な賃貸借業界です。
この業界は比較的入りやすい業界で、不動産業界初心者の方でも頑張れば数か月で一人前になれるくらい件数もこなしますし、覚えることも比較的限定的です。但し、この業界に数年在籍していたといって、「家を買う」知識が備わるかといえばそれはNoです。
あくまでも
賃貸借業界の知識や経験が豊富になりますが、
住宅購入の知識が十分といえるそれほどは身に付きません。
この業界では更に細分化されていまして、いわゆるデベロッパーと呼ばれるマンションを造る分野の方から販売を行う販売会社の方、更には完成後の管理を行う管理会社の方など多種多様に働く分野があります。それらの分野ではその分野のエキスパートにはなれますが、それ以外の分野では相当の年数在籍しない限り他の分野の知識を得ることはできません。そこで「家を買う」知識が備わるかと言えばNoです。特に販売の分野でさえ、新築マンションのことはエキスパートになれたとしても戸建てや中古住宅を買ういわゆる「家を買う」知識が備わらないからです。
その他皆さんがご存じでないいろいろな不動産屋さんの分野がありますが、それらの分野では本当にそれぞれの分野ではエキスパートにはなれますが、「家を買う」という知識を得られるのは実は地元密着の不動産屋さんしかありません。
ですから一つ目の結論としては、「地元密着の不動産屋さんに就職する」です。
しかしこれはあまり現実的ではありません。
では現実的な二つ目はと言いますと、
これは端的に申し上げますと「人任せ」です。
しかもこの業界でよく言われる「一人前になるのに3年かかる」ということからもこの業界にいても3年かかることを一般の方が習得しようとしても難しいことは明白です。
そこで「人任せ」をご提案しているわけですが、その「人任せ」をするにも簡単にお手軽に「人任せ」にすることを推奨しているわけではありません。
「人任せ」にするならその「人」の選別に全力を注いでいただきたいのです。
いろいろな不動産屋さんを回っていろいろな質問や希望をお話しください。
本当にそれぞれの特徴があるはずです。
そして最終的にその中で一番自分に合った不動産屋さん、
また一番信頼のおける不動産屋さんに託してみては如何でしょうか?
そうは言いましても間口を広げたい一心でいろいろな不動産屋さんを掛け持ちされて依頼される方もいらっしゃいます。確かにそれをすれば間口は広がるでしょう。しかしそれとは反比例して互いの信頼関係は希薄になる傾向はあります。
何度も申し上げますが、一生のうちで一番高い売買をされるわけですから
何よりも任せるに値する自身との合致感と仕事に対する信頼感は一番大切な要素です。
そのところを十二分にご理解いただければ、一生で一番高い不動産の売買が間違いのない形で実現可能になることと思います。
当社のこの思いをここまでお読みいただいた方であれば、当社のスタンスをご理解いただけたものと確信いたしております。
明日のあなた様からのご依頼、心よりお待ち申し上げております。